第一三共(4568)の株式/銘柄に期待するたった1つのこと

第一三共(4568)は共同研究開発の契約を締結すべき

私が第一三共(4568)に期待することはたった1つ。免疫チェックポイント阻害薬を開発する外資系製薬会社であるメルク・アンド・カンパニー、ロシュ、ファイザー、アストラゼネカなどの製薬会社と共同研究開発の契約を締結することです。なぜなら、がんの薬物療法の今後の主流はオプジーボ、キイトルーダなどの免疫チェックポイント阻害薬に何を組み合わせるか?の併用療法を開発することに尽きるからです。

そのため、小野薬品工業のように免疫チェックポイント阻害薬を自社開発できなかった製薬会社が、がん領域において新薬開発競争で生き残るためには免疫チェックポイント阻害薬を自社で開発している製薬会社、それも世界の製薬会社ランキングでトップ10に入るくらいキャッシュリッチな製薬会社と共同研究開発の契約を締結するべきです。

なぜなら、製薬会社のビジネスモデルが変わったからです。これまで製薬会社は利益の10から20%に当たる資金を研究開発に充て新薬候補の開発をしてきました。しかし、高血圧、糖尿病などの病気を治す薬は開発し尽され、開発難易度の高い癌など病気を治す薬の開発に挑戦しなければならなくりました。



その結果、研究開発に失敗し、大損する製薬会社が増え、新薬候補を自社開発するリスクを負うことに躊躇する製薬会社が増えました。そこで、この失敗を機にキャッシュリッチな製薬会社は研究開発費の代わりに有望な新薬候補を開発する企業、特に創薬ベンチャー企業の買収に費用を充てるビジネスモデルになりました。

DS-8201の有効性は免疫チェックポイント阻害薬との併用

そして、このビジネスモデルは大企業とベンチャー企業の間のみで有効であるだけでなく、大企業と大企業の間でも有効であるビジネスモデルです。特に、癌の新薬候補を開発する場合、最近の治療方法の主流は免疫チェックポイント阻害薬ですので、免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める新薬候補は何か?それを研究するために免疫チェックポイント阻害薬を持っている大企業を買収、または共同研究開発の契約を組むのは優れたビジネスモデルです。

例えば、レンビマという免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性がある薬を持つエーザイは、キイトルーダという免疫チェックポイント阻害薬を持つメルク・アンド・カンパニーと共同研究開発の契約を締結し、メルク・アンド・カンパニーより最大で6110億円をエーザイが受け取る契約を締結しました。このような契約を癌の新薬候補である「DS-8201」を持つ第一三共は締結するべきであると私は考えます。なぜなら、「DS-8201」は免疫チェックポイント阻害薬による治療が主流になっている癌で治験を実施しているからです。

DS-8201の開発治験状況

ds-8201

上記は「DS-8201」が治験(予定)を実施している臨床試験の一覧です。「DS-8201」は免疫チェックポイント阻害薬による治療が既に主流である肺癌、胃癌、乳癌(トリプルネガティブ乳癌)で治験を実施しています。そのため、このような臨床試験は自社単独でなく免疫チェックポイント阻害薬を持っている製薬会社と共同で研究開発を実施した方が、研究開発費は軽減できます。また、開発に成功した場合の販売費を軽減できます。もちろん、万が一免疫チェックポイント阻害薬の間で有効性に差が出た場合はリスクにもなりますが、恐らく免疫チェックポイント阻害薬の有効性はクラスエフェクト(同等)ですので、免疫チェックポイント阻害薬の効果は併用する薬で命運が決まると考えております。

第一三共(4568)の配当利回り約1.82%

以上の理由より、私は第一三共(4568)には免疫チェックポイント阻害薬を開発するキャッシュリッチな製薬会社と共同研究開発の契約を締結することを望んでますし、近い将来この予想は現実になると考えております。もしこの予想が現実になると考えているからこそ、製薬会社の中では良くはない配当利回り約1.82%の第一三共(4568)の株価を握りしめているのです。




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コメント

  1. writeessay より:

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    Perfectly spoken really! .