シャイアーを買収予定の武田薬品工業(4502)の株式を買う前に知っておいて欲しいたった1つのこと

2018年5月8日、武田薬品工業による買収提案がシャイアー社より同意が得られました。今後は両社の株主による同意を経て、正式に武田薬品工業によるシャイアー社の買収が決まります。しかし、この買収に対する市場の答えは

NO

です。今回の買収騒動に伴い武田薬品工業の株価は2018年5月9日引け後で4529円。年初高値である6693円より約32.3%下落しています。この

NO

の理由には様々な憶測がありますが、一部報道にもありました通り、シャイアー社の6割を占める株主である機関投資家のポートフォリオは欧米株中心であり、日本株を組み込まないルールであるためです。

つまり、ロンドン株式市場に上場するシャイアー社の株式が今回の買収に伴い上場廃止となり、シャイアー社の株主は代わりに武田薬品工業の株式を受け取りますが、シャイアー社の株主の6割は日本株をホールドしないポートフォリオ戦略を取るため、受け取った武田薬品工業の株式は機械的に売らざるを得ないということです。



以上の理由より、武田薬品工業の株は売り優勢になるだろうとの憶測を呼び、株価は下落しています。しかし、2018年5月8日武田薬品工業が出した以下の声明より、この理由は株価下落の理由にならならないことが明らかになりました。その声明とは武田薬品工業はニューヨーク証券取引所(NYSE)に米国預託株式(ADS)を上場するです。

この声明により現在のシャイアー社の株主は武田薬品工業の株式を米国預託株式(ADS)として受け取る権利を得ることが決まりました。つまり、欧米株に限定したポートフォリオを組む戦略を取る機関投資家のルールを逸脱しない形でシャイアー社を買収する運びになりました。以上の理由より、武田薬品工業の株式を市場で売る鯨の数が減ったため私の考えとしては武田薬品工業の株は

買い

です。そして、気になる買いのタイミングですが2018年7月から8月頃と予測しておきます。このタイミングは武田薬品工業の売上No. 1薬剤である潰瘍性大腸炎の新薬エンディビオが国内で製造販売承認が下りる時期です。株価を上昇させるファンダメンタル要因に必ずなるでしょう。

もちろん、2018年7月から8月よりも前に現在の下降トレンドから上昇トレンドが見れましたら、テクニカル要因として買いと判断するべきです。配当利回り4%の株価が30%も下落するなんてそうそうないですから。株式投資をテクニカルで学ぶならファイナンシャルアカデミー




スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク