ナノキャリア (4571)一覧

ナノキャリア (4571)で失敗した投資家が学ぶべきたった1つのこと

ナノキャリア (4571)が契約一時金として15億円を支払っていたVBL Therapeutics社の新薬候補「VBL111」の第III相試験が失敗しました。本試験であるGLOBE試験は、再発神経膠芽腫患者に対してVB-111+アバスチン併用療法を投与する群、アバスチン単剤療法を投与する群の2群に分け、主要評価項目として全生存期間(OS)、副次評価項目として無増悪生存期間(PFS)の優越性を検証する試験でした。 過去にアバスチンは、新規神経膠芽腫患者に対してテモダール+アバスチン+放射線療法を投与する群、テモダール+プラセボ+放射線療法を投与する群の2群に分け、主要評価項目として全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)の優越性を検証する第III相試験であるAVAglio試験に成功しました。 しかし、この成功は全生存期間(OS)の優越性を証明した成功でなく、無増悪生存期間(PFS)の優越性を証明しての成功でした。つまり、試験結果だけみれば「VBL111」も「アバスチン」も全生存期間(OS)の優越性を証明できなかったのです。しかし、試験として成功したのは「アバスチン」、失敗したのは「VBL111」。この違いは何でしょうか? それは、試験デザインの違いです。

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